女性向け風俗コラム

2019/8/23誰でも良かった…夜神

初めて出張ホストを利用してから5年の月日が流れ、私は28歳になっていた

レンの性感マッサージを受けてからは女性用風俗の利用はしていなかった、その直後に仕事で昇格しさらに彼氏ができ結婚の話も上がっていた。
しかし、とある悲しい出来事がありそれを機に彼とは別れてしまった。
何度も「別れたくない!何でもするから!」と粘っても彼には通用しなかった。
翌日私は泣きながら働いていた、モニターの数字が涙で滲んで読めないながらも定時までは働き地元のスーパーで酒を大量に買い込み自室でそれを飲んでいた。

誰でも良いから慰めて欲しい、悲しみの勢いで思い立った私は4年半ぶりに女性用風俗店に電話した。

予約までの5日間、なんとか働くことができた。

当日、気がついたら私はラブホテルでシャワーを浴びていた。皮肉なことにここは元彼氏と一緒に来た部屋だと入室してから気がついた。

今回もまた新たな店で好みのタイプを言ってセラピストを選んでもらった。
夜神(やがみ)という名の彼は私と同い年で背は高いがイケメンではない。
外見は正直好みではないが、振られた彼に似ているところがある。

カウンセリングはなくシャワーから出たところで彼に促されベッドにうつ伏せになりはじめてのパウダーマッサージを受けた、ベビーパウダーの良い香りがして心地が良い。肌はとてもサラサラしていてくすぐったい中で会話する

「ほんと今後どうしたら良いのかなぁー」
「それは辛いね」

女との会話の仕方は慣れている、内面はそれなりに磨かれているのだろうなと期待した。

パウダーから性感へ移る、少し激しめのキスやフェザータッチや全身リップを経ると
「クンニさせてよ」
「え」
女性器を舐める、私には未知の世界であったが思わず断ってしまった。
「良いから舐めるよ」
半ば無理やり舐められてしまったが想像以上の快楽がそこにはあった

声を出す私、激しく大胆に舐めていく彼のその姿はまさしくプロの技である…彼の舌技に魅了されながら急に寂しさを感じ涙を流した

私の異変に気がついて彼は手を止めて私に添い寝した
「幸せになりたかった…」
「うんうん」

そこからしばらく私は泣き続け、そんな私を彼は抱きしめながら話を聞いた。

本当は大好きな彼に…こうしてほしかった

その後私をうまく落ち着かせた後に彼と入浴した。
彼の話は最初から最後までとても面白かった。
ラブホテルをチェックアウトし、ホテル街のはずれまで手を繋ぎながら送ってくれ、別れ際に彼は言った。
「今日は来てくれてありがとう、よかったらまた呼んでね。あと口コミ書いてくれたら嬉しい!悪いことでも良いからね」

最後にキスをし立ち去る私を見送ってくれていた、ふと思い立って振り返ったら彼は居なかった。

帰宅してすぐに店のホームページから口コミを投稿した、投稿後に口コミ投稿者は次回割引が効くと知る

「次はもっと長く…」

小説

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この記事を書いた人

海野夏菜

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