女性向け風俗コラム

2019/10/17セクシーな人はみんな好き!“香り”の不思議♡

「いい香りがするな」と感じて、その相手に惹かれたことがあるだろう。また香りがきっかけで、以前好きだった人や昔の大切な記憶を思い出したこともあるだろう。
そんな不思議な力を持つ「香り」と、その仕組みについて調べてみた。

◉プルースト効果◉

香りを嗅ぐ事により、その時の記憶や感情が蘇る事を「プルースト効果」と呼ぶ。これはフランスの作家「マルセル・プルースト」に由来する。
彼が半生をかけて執筆した大作『失われた時を求めて』の中で、マドレーヌの味と香りをきっかけに幼少期を思い出すというエピソードがある。そこから、香りが記憶を呼び覚ます効果にプルーストの名前が付けられたという。

◉「香り」とココ・シャネル◉

「No.5」という革新的な香水を世に生み出したココ・シャネルは、「香水をつけない女に未来はない」という名言を残した。香水をつけないで外出するということはノーメイクで外出をするのと同じことであり、女性なら当然、香りにまで気を遣うべきだというメッセージだ。
またシャネルの言葉に、「香水はあなたがキスしてほしいところにつけなさい」というものがある。顔を近づけてほしい場所に一吹きすれば、そこからあなたの色気が漂い、相手を引きつけることができるはず。

香りは、その人の印象や雰囲気を決定づける重要な役割を果たす。気になる相手を引きつけるためのベストアイテムでもあるのだ。

◉「香り」と「記憶」が繋がるメカニズム◉

鼻に入ってきた香りは、脳の下部に沿ってある嗅球で最初に処理される。嗅球は、感情と記憶に強く関係している脳の領域である「扁桃体」と「海馬」と直接つながっている。さらに香りはそこを通過し、大脳辺縁系に結びつく。
大脳辺縁系は、食欲などの本能的な行動や喜怒哀楽などの感情を司る所だ。

つまり香りは、本能的な行動や感情に直接作用するのである。これは五感の中で嗅覚だけが持つ特徴であり、嗅覚が他の感覚よりも感情と記憶を呼び起こしやすくなる理由だ。
(「Psychology Today」 参照)

◉「香り」に惹かれる理由◉

無意識のうちに香りで異性に惹かれるということは意外と多いが、惹かれる異性の香りは個々で異なる。なぜなら人間の血液にはHLA(HLA:Human Leucocyte Antigen)と呼ばれる白血球のパターンがあり、人は自分と違うパターンのHLAを持つ異性の香りに惹かれる傾向があるからだ。
これは自分と異なるパターンを持った異性を選ぶことで、より多様な免疫機能を持つ生存能力の長けた子孫を残そうとする本能によるものと考えられている。

♥最後に…

ベッドでは何を着ているかと聞かれて、「シャネルN°5だけ」と答えたマリリン モンロー。
香りは自身のフェロモンと混ざり合い、その人固有の魅力となる。自分だけの香りを身体に纏い、記憶に残る忘れられない女になりたいですね。

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脳内お花畑ちゃん

真面目にエロ活♪
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