女性向け風俗コラム

2019/10/30同郷の彼…飛鳥

SNSでタイムラインに某人気アニメキャラーのイラストが流れてきた

某有名店セラピスト飛鳥(あすか)が描いた絵である。
油性マーカーで彩られたイラストに私は思わずコメントをした
【指名したら時間内に何か描いてもらうことできますか?】
返事はすぐにきた
【もちろんです!なんでもリクエストをどうぞ】

私はすぐに彼とメッセージのやり取りをしようとアカウントをフォローした、するとすぐに彼からメッセージが来て指名したい旨と利用したいエリアを伝えた

【河原町に呼びたいんだけど】
【そこならありがたいです♪なんで俺の地元がわかったの?】
驚いた
【え、私もなんだけど!飛鳥君もなの?】
【…嫌な予感しかしない】
身バレの恐怖もあり彼は少し怯えていた、しかし私は喜んだ
【やったー!すぐ来てくれる人がいた!】
私にとっても河原町は地元ではあるが小学校から遠距離通学をしていた私に地元の友達は居ない。
一方飛鳥は高校まで地元の学校に通っていたので地元の知り合いはとても多いようである。

当日、待ち合わせを地元の駅前の本屋の前でしていた。時間の3分前、遠くから彼らしき人物が歩いてきて私に気が付いて言った
「よかった、知らない人だ…」
一歳年上の飛鳥。背は高く、少し癖毛の髪、切れ長の大きなくっきりとした二重まぶた、そしてガッチリとした体つき。
すぐに手を繋いでラブホテルへ向かう、地元で身バレを恐れている割には大胆だと思いつつ自然な流れで手を繋いでくれたのは嬉しかった。

ホテルに入るとすぐにチェックインして荷物をソファーに置き私はベッドに座った、すぐにカウンセリングが始まると思っていたが

「ん?」
彼はベッドに座る私の前に私の前に跪いた。
「飛鳥と申します、よろしくお願いします」

驚いた、これまでに何人かの出張ホストやセラピストに会ってきたが初めての光景である。

「え、すごい…」
「一応習ったからね、やっとこうかなと」
ほんの些細なことではあるが、とても嬉しかった。

その後の飛鳥の施術はとても繊細でそして誰よりも職人気質、出会ったセラピスト中で最高峰の技術である
私は息切れして、記憶が途切れ途切れになるほどの快楽がそこにあった。
女性は男性の10倍気持ちいい、その意味をこの日私は初めて知った。


時間になり、シャワーを済ませて部屋を出る支度をしながら話した
「飛鳥君って専業なの?」
「半専業、フリーランスで絵描いてる、Twitterに上げたのは仕事とはタッチを変えてるから身バレは大丈夫」
専業とは風俗の仕事のみをする専業セラピストのことである。

そのままホテルを出て彼と最寄り駅の改札前まで歩いた。
「またすぐ呼ぶね!」
「明日は休みなんだけど」
そんなジョークを交えながら改札に入っていく彼を見送った、同じ街に住んでるとはいえ彼とは最寄駅が違う。

駅から歩いて帰宅すると、ちょうど彼からのアフターメールが届いた。

【今日は本当にありがとう。気に入ってくれたみたいで嬉しいよ、いつでも呼んでね。でもずっとここに居続けないで。美咲さんの幸せを見つけて欲しいと思うよ】

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この記事を書いた人

海野夏菜

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