女性向け風俗コラム

2020/7/18女風はつづくよどこまでも Vol.3 キスの上手い男

皆さんはキスの相性ってあると思いますか?
私は好きな人にされるキスこそが1番なんだとずっと思って生きてきました。
そう、あの男に出会うまでは・・・

Vol.3 キスの上手い男

Cさんとの本番未遂事件から、私は女風利用を止めようかとさえ思い始めていた。
でも自分自身ではどうにもならない、むしゃくしゃしたこの気持ち・・・
女風のモヤモヤは女風で晴らすしかない!
そこで私は、温厚で平和そうなセラピストさんを探そうと考えた。
すると、あるお店のHPにとても優しい目をしたセラピストDさんを発見!
身長は170㎝そこそこ、趣味はサッカーという30才。
目以外はモザイクだから全体像は分からない。
でも子犬のような澄んだ瞳がとても印象的で、直感でこの人だと思い予約する。

待ち合わせ当日、そこに立っていたのは本当に普通の人だった。
会社の同僚にいそうな、親戚のお兄ちゃんにいそうな、そんな人畜無害な感じの人。

「こんにちは、Dです。よろしくお願いします」

そう言って微笑むDさんの目は、写真以上に優しい。

(この人、絶対にいい人だ!)

目は口程に物を言うを直に感じた瞬間だった。

(でも、こんないい人がエロいことできるのかな?)

いい人そうと安堵しつつも、エロへの不安を少し感じながら、私とDさんはホテルへと向かった。

普段はサラリーマンをしているというDさん。
カウンセリングの物腰も柔らかで、言葉遣いも丁寧。
セラピストになって、私がまだ3人目のお客さんだと言う。

「いろいろ慣れていないので、ダメなところはすぐに言ってくださいね」

そう言って、習った段取り通りの順番に歯磨き・シャワーと進めていく。

(真面目な人だなぁ。本当にエロいことできるのかな?)

Dさんもシャワーを終え、いざ施術へ。
指圧マッサージ・・・まあ、普通。
パウダーマッサージ・・・こちらもまあ普通。

(やっぱり普通の人は施術も普通だなぁ)

そんなことをぼんやり思いながら、うつ伏せから仰向けに体勢を変える。
その時だった!

(え!!!)

Dさんが私に唇を重ねた瞬間、衝撃が走った!

柔らかい!
甘い!
とろける!!!

軽く唇を合わせただけで、これ!?
そしてDさんの舌がゆっくりと入ってくる。

(嘘・・・気持ちいい・・・)

舌と舌を絡める感触、唇が密着し合う感触、互いの唇を吸う感触・・・
どの感触も全てが全部気持ちいい。

「どうしたの?目がトロンとしてるよ?」

さっきまで普通の人だったDさんが、いつの間にかセラピストになっていた。

(ヤバい・・・キスだけでイケちゃいそう・・・)

何度も何度もキスをして、それでもまたキスを求めてしまう。
キス以外していないのに、私の下のお口はもうトロトロ・・・

「キス上手いですね?」
「本当に?きっと385さんとのキスの相性がいいんじゃないかな?」

そう言って笑い合うDさんと私は、また何度も何度もキスをした。

某お笑い番組のコントで「キスがうまいだけの男」というのがある。
見た目も性格も最悪なんだけど、キスが上手いから全て許してしまうというコント。
そのコント内ではキスをされると、

♪キスをする度に 目を閉じてるのは~♪
 
と、EXILEの「Ti Amo」が流れる。
Dさんとのキスは正にそんな感じ!
激しくなればなるほど、どこからともなく官能的な音楽が頭の中に流れてくる。

キスだけで身体がとろけるってあるんだ?
キスの相性って本当にあるんだ?

私はDさんとのキスで初めてそれを知った。
正直、キス以外の性感は普通だった。
でもそれを上回るキスの恍惚感が半端なく、とても大満足した。

家に帰ってからもDさんとのキスが忘れられず、私は女風利用で初めてのリピート予約をした。
2度目の施術でも何度も何度もキスをして、何度も何度も笑い合った。

(また会いたいなー、でも直近すぎるかな?)

3度目の予約を躊躇っている間に、Dさんは風のように消えてしまった・・・
女風の別れは突然。
会える時に会わないと、もう次はないことも初めて思い知らされた。
キスの相性を教えてくれたDさん、もう一度会いたかったな・・・

[WARNING]
このシリーズは、ほぼほぼ実体験ですが、若干のフィクションが入っています。
「これ、もしかして俺じゃね?」とか「私の推しピかも?」等のお問い合わせにはお応えできませんので、ご了承下さい。

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この記事を書いた人

385.com

2019年夏・女風デビュー!苦かったり甘かったりの女風ライフを経験♡
赤裸々かつ辛辣に女風のあれこれを執筆する女風ライター
趣味は、映画&音楽鑑賞・ライブ参戦・ダンス・ヨガ・筋トレ等々
エロ以外のライター活動(シナリオ・構成作家)もやってます!

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