女性向け風俗.comコラム

2020/11/16SNS…蒼司

研修から一週間後

質問したいことがあり実技テストの前に事務所で智と会うことにした。
無事に質問を済ませた後、時間があるのでセラピストとしてのSNSアカウントを作ることにした。

「まずは店アカはフォローして、そんでうちのセラピもフォローしてフォローバック。これ基本」

智からSNSのノウハウを教わりながら、店のアカウントと智のアカウントをフォローする
「えっと…飛鳥さんは…」
「あー!あっちゃんはこれね」
教えてもらった飛鳥のアカウントをフォローして投稿を読んでみた

へー…イラストレーターなんだ、飛鳥さん

「出勤予定も書くんですか?」
「だね、書いた方がお客さんもわかりやすいし。あとユーザーさんからフォローされたらフォローバックして挨拶メッセージ」
「ユーザーさん?」

わからない単語がちらほら出てくるな…

「んっと、女性向け風俗の利用者ってよく女風ユーザーって言われてるんだよね。だからユーザーさん」
「そうなんですね…」

セラピストとかユーザーさんとか…女性でも言いやすい言葉を使ってるんだな。

「あと気を付けないといけないのは、いいねをすると…どんなのにいいねしたのか見えちゃうから。間違ってもエロ画とかいいねしないこと!」
「し、しませんよそんなの!」
「する奴がいるんだよー」

そうなのか…

「アイコンはパネルが良いんだけど、パネルってわかる?」
「プロフィール写真ですか?」
「それ、蒼ちゃんも今度撮ると思うから使おう」

ん?フォローされました?

「飛鳥さんからフォローバックきました」
「あっちゃんよくイラストあげてるから、いいねしておくと喜ぶよ、無愛想に見えてツンデレなだけだから」

ツンデレ…か

「あの、篤(あつし)さんって人は」
「あー篤さんもフォローしようか。店のホムペからアカウント行けるよ」

店のHPで篤プロフィールを見た

35歳…大人だな

「篤さんは精算の時ぐらいしか来ないから俺もあんま会ったことないんだよね。」

するとそこへ

「ただいま」
オーナーが事務所に戻ってきた

「おつかれさまです」
「おかえりなさいボス」
「おー蒼司も来てたのか、そろそろ行く?」
待ち合わせ場所は事務所のすぐそばの喫茶店の前
「あ、そうですねあと20分くらいしたら」
モニターテストの待ち合わせ時間が近づいてきたので準備をすることにした、一度鏡を見ようと立ち上がる

「あ、ちょっと顔かして」
「え?」

立ち上がった智が顔を覗き込む、数秒考えた智が言った
「やろうか」
「え?」

何を?

「あ、俺本業メイクアップアーティストなんだ。任せて」
「えぇ…」
「大丈夫すぐできるから」

智がクローゼットから黒い大きな鞄と手鏡を取り出す、困った俺はオーナーの顔を見る
「やってもらえって、第一印象大事!」

化粧なんてしたことない…こんなところでするなんて…

数分後、智にメイクを施され、仕上がった顔を鏡で見た
「すげぇ…」
「だろ?」

顔色がとても良くなり肌も綺麗に見えた。

「じゃ、行ってきな」
「行ってこい!」
「はい」

再度身なりを整えて、鞄を持ち俺は待ち合わせ場所へ向かった。

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海野夏菜
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