写メ日記
僕は読書が好きで様々なジャンルの本を読みます。
今回『推しとはなんぞや?』と気になったのでこちらの本を中古で購入して数日かけて読み進めておりました。主に推し活あるあるだったり、幸せを感じる瞬間や推しがいるからこその辛さなど著者の感情(推し愛)強めに書かれておりました。終盤に差し掛かり『人類にとって推しとは何なのか』という問いに対して著者は『推しができたことで僕は何が変わったんだろうと考えてみると、シンプルな言葉でまとめるなら自分のことをちょっぴり好きになれた、に尽きると思います』とまとめた上で、オタクの数だけ、推しとは何なのかの答えがあると結論付けており、「なるほどなぁ~」と噛み締めながら最終ページをめくりました。
ページをめくった瞬間度肝を抜かれました。粋なことするなーと見た瞬間うなってしまいました。前所有者の読者さんがお舞台のチケット半券を最終ページに挟んだようです?
超大作映画のラストで大どんでん返しをくらった気分でした?この本の内容でこの展開はホント激アツです。どんな気持ちでこれを挟んだのだろうか?と気持ちを考えるとわくわくしますし、何より深い愛を感じました。しかもこの本のテーマに沿ったイケメンが多数出演するミュージカルでした笑笑いやー、僕もこんなことができる素敵な人間になりたいなとつくづく思います。
オタクにとって劇場やライブ、公演の半券ってお宝じゃないですか?僕もライブに行ったり歌劇を見たりしますが、過去に見たチケットの半券は捨てることができずすべて保管しています笑笑皆様はチケットの半券どうされてますか??保管するのは少数派なのですかね?僕にとってチケットの半券は思い出の証ですし、新しい半券を保管する時に見返すと鮮明に思い出して何度でも幸せな気持ちになってしまいます。
そんな大切なチケットの半券を本の一番最後のページに挟むってすごい粋じゃないですか?メッセージ性が凄まじいのよ。えぇ、そんな中途半端な終わり方するの!!つまりどういうことだったのよ!!と『あとは君らの解釈に任せるよ』的な映画を見終えた気分です。以前の読者さんは素敵な感性をお持ちなのだろうなとニヤニヤしてしまいましたし温かい気持ちになりました。
僕もこの温かい気持ちを次に繋げたいなーと思い大切な半券を追加で挟み込むことにしました笑笑やっぱり思い出って素敵ですよね。
次手にした人はゴミ挟まっとる。と思う可能性もあるかも知れません。でもこういう気持ちって形は違えど絶対に繋がっていくと僕は思ってます。
今朝一番で心揺さぶられたお話でした✨
純夜?