写メ日記
セラピストの彼女
2023年4月26日 20:45 の投稿
今夜も一人
彼は別の女性を抱いている…
分かっていた…
私には彼を養ってあげる事は出来ない。
仕方ない。
仕事だから…
理解しようと心に決めた。
覚悟はしていた。
それでも思っていた以上に
辛い…
つい見てしまう彼のスケジュール
満了ばかりで忙しい彼
何事にも一生懸命で全力な彼が好き
でも、会えない寂しさ
増えていく口コミ。
見たくも無いのに見てしまう自分に嫌気がする
意地悪を言いたい
わがままを言って困らせたい
私も女風を使って他のセラピストに会って嫉妬させたい
少しでも私の寂しさを思い知らせたい…
でも…少しの空いた時間を割いて疲れた顔で会いに来るあなたを見ると
言えないよ…ずるいよ…
今日も私はあなたにとって都合の良い女を演じてる
そしてあっという間にあなたは眠りについてしまう
付き合う前に、初めて抱かれたあの夜
今までの男性との違いに驚き感動した。
あんなに優しく触れてもらった事なんて無かった
夜の営みであんなに男性に対して
愛おしい気持ちになるなんて初めてだった
幸せだった…
でもそれも今となっては煌びやかで皮肉な過去の話…
毎日、沢山の女性を相手にしているあなたが私を求める事なんてほとんど無い
またあの時みたいに…愛のある夜を…そう思うのは私だけ…一方通行な私の気持ち
無理矢理頑張らせるのは無価値で…
分かってはいた。覚悟もしていた。
それでも現実はそれ以上に無慈悲で…
間違いだったなんて思わせないで欲しかった
でも、私が甘かっただけ。
彼のせいでは無い。
だから、もし私のあなたへの気持ちより
辛さが上回ってしまった時は…
少しでも面倒かけずに消えるからね…
それまでは…