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写メ日記

僕がキャストを目指したワケ

皆さん、おはようございます。惣太です。

大体5時には目がぱちっと覚めて、パタパタと日記をタイプすることが習慣となってきました。

 

ところで僕のプロフのお店の推薦文。猛プッシュが大変ありがたい限りです。

最初はぶっちゃけ、“ぎょっ”としてしまいましたが、むしろ僕の強みをストレートにアピールする機会を頂けたなと寧ろ感謝しています。

 

さて、ご推薦文のなかで、僕の応募書類から、志望動機の一部を次のように抜粋頂いております。

『自らの技術を対価に変え、お客様に心も体も満足して頂きたいと思い、応募させて頂くことにいたしました❣️』

せっかくですので、一部といわず全部をここで書いちゃいますね笑

(運営局のみなさん、ごめんなさい!|д゚)チラッ)

 

『▼志望動機を詳しく志望理由ですが、これまで個人的に性感マッサージやリラクゼーションマッサージを学んできました。発端は、元妻とのセックスレスであり、自分の技術の乏しさに途方にくれたことが背景にございます。13年ほど前のことです。

当時、アダム徳永氏がスローセックスの概念を提唱し、ブームが湧いており、彼の本(スローセックス完全マニュアル)を手にとり、自分の性行為が如何に間違っていたかを痛感しました。

その後、妻は出て行ってしまいましたが、2年前に念願が叶い、アダム徳永氏のプライベート講習を受けました。

その後も様々な性技術や、一般のリラクゼーション技術について学んだり、実際にサービスを受けたりしてきました。

そして、自分に様々な技術、技能が身につき、それらを統合しかつ咀嚼できた自信が湧きましたので、自らの技術を対価に変え、お客様に心も体も満足して頂きたいと思い、応募させて頂くことにいたしました。』

 

もちょっと深掘りしますね。

今日の日記は、キャストたる僕の人となりの、核心に迫りますので、あえてめっちゃ長文にしております。

 

さて、僕は今でこそ、萬天堂のキャストとして名を連ねさせて頂いておりますが、かつては世の多くの男性が陥らされている”身勝手なセックス”を、ひたすら行っていました。

でも、”俺のプレイは何かがおかしい”と常に悶々としつつ、AVで刷り込まれた男性ファーストのプレイを延々と繰り返し、徐々にパートナーとの関係は破綻してゆきました。

 

昨日の日記にも登場した、ジャップカサイのセラピストさん。仮にミナミさんとしますね。

ミナミさんはほんっとに真面目な方で、日本全体を覆う性に対する精神的な不感症を憂いておられます。

その一つに性教育。日本では「現場で使える性教育」が、まーーーったく行われていない、と。

確かに思うに、学校では性行為が、教科書ベースで、ただ機械的に教えられています。とても無味乾燥です。

そして、あたかも臭いものに蓋をするようにして、そそくさと授業を終える。

 

セックスについても、ただ、「挿れます、出します、着床します」といった、三コマ漫画のようなエッセンスを説明するのみです。

性行為が本来、パートナー間で愛を育む行為であることは、どうやら完全に無視されています。

 

 

ただこれは仕方がありません。だって先生方も、何がセックスかなんて知らないからです。

性行為が本来、愛しあい、高め合い、お互いに幸福になり、いまこの厳しい現実を幸せに生きぬくための、エネルギーに溢れる取り組みである。

そう教わった人は皆無だと思います。

 

ちなみに、そうした「愛の交換としてのセックス」についての本は、世にたくさんございます。

僕も色々と当たりましたが、“あー、こいつが一番いいな”と思ったのは、『愛のヨガ』(ルドルフ V.アーバン著、片桐ユズル訳)です。

本書は最近、お友達のタントラタッチセラピストさんから紹介頂いて購入しました。

その矢先、最近仲良くなったシンギングボールのセラピストさんからもご紹介頂いたという、不思議な縁を感じた本です。

また、機会を改めて紹介予定です。

 

 

ほんでまあ、学校の性教育の内容は、国策もあると思いますが、「SEX=子供の生産(製造)行為」であるとの文脈で定まっているようです。

無論、現在の性教育は、僕が受けた30年以上前のそれとは、随分様変わりしているかもしれません。

名のある私学などでは、志ある先生が、特別授業として生徒にきちんと教えているのかもしれません。

 

でも、あるとき文部省が認証する一般の教科書を手にとる機会がありました。

珍々と満々を漫画チックに表して、ほのぼのと性行為が解説されています。

それもまあ、配慮なんかもしれませんが、そんなんでごまかされるほどティーンエイジャーはアホちゃいます。

 

性行為がどれほどリアルで、ある意味グロテスクで、それでいて高尚であるのか、体験を済ませた若者たちは、本能でちゃんと知っています。

学校でどんなに性行為が高尚で素晴らしいものと教えようが、セックスという肉体と肉体が交差し絡み合う行為に、綺麗事は通用しません。

学校教育における妙に凝り固まった“性行為における純粋主義”が、セックスのリアルから我々の目を逸らせているようです。

 

そして、学校で絶対に教えないこと。それは、「正しいセックスの方法」です。

何をもって「正しい」とするかは、人次第です。

ここでは一旦、消去法的に、「女性がNGとする行為は絶対にしない行為」と定義しましょう。

 

月並みな話ですが、若者がAVを教材とし、AV男優を先生として、AVの行為が正当と思い込むのは、ある意味において、致し方がありません。だってそれしか媒体がないからです。

昔なんかは、仲間内の男子で、あるいはちょっと悪い先輩との間で、情報交換をしたものですし、それは今も行われているでしょう。

でも、そうした仲間たちですら、やっぱりAVが先生であったりします。すると、間違った情報の連鎖が延々続くわけです。

 

そして、よく言われますように、ほとんどのAVは男性目線で作られています。

最近は制作現場も女性を積極的に採用し、女性監督による女性のためのAVも増えています。

萬天堂キャストとして、そうしたソフトAVは、きちんと見直したいところです。

 

それでも、AVマーケットの消費者は、大半がやっぱり男です。

ですので、男が性的に興奮し、射精を促すようなストーリーや演出が、どうしても優先されちゃいます。

 

僕は久しくAVを観ておらず、マスターベーションもしておりません。(なお、男性機能維持の点では、ほんまはしたほうがいいそうです。)

ただ、以前はソフトオンデマンドのお笑い系AVをよく観てました。家族対抗運動会とか、そういうやつでして、ケタケタ笑い飛ばしておりました。

そういう面白系のコンテンツであれば、フィクションがフィクションとして完全に成立していますので、そのわかりやすいおふざけをプライベートで真似しようとは思いません。

 

しかし、そうした企画系のコンテンツですら、抜きの場面では、いわゆるガ◯マンだの、ガ◯シャだの、イマ◯チオだのがだいたい用意されています。

女性に負担を与えたり、女性が本当は嫌がったりするプレイが、普通に行われております。

 

そして、そういうプレイがあたかも「普通」であるかのように刷り込まれてきた我々男性は、いきおい、プライベートでおんなじようなことをしがちです。

僕かて素直に真似しておりました。この刷り込みは本当に強烈で、気づきが無い限り、抗うことは不可能に近いかもしれません。

 

ときおり、トップセクシー男優であるしみけんさんや、森林原人さんが、メディアでこう警鐘をならしています。

 

「AVはフィクションであり、ファンタジーであり、ビジネスです」

「私たちがカメラの前で行う行為を真似しないでください」

 

 

 

とはいえ、男のマスターベーションの快楽は極めて強烈です。

射精という直情、瞬間的な快楽とともに脳にインストールされた、激しい性行為の映像は、そう簡単に消去できません。

脳に刻まれた激しいプレイ映像は、永遠に残り続けるのです。

 

これは、大の仲良しのハンドセラピストさんに聞いたんですけど、「女性の感度は男の6倍、男の衝動性は女の60倍」、とのことです。

へーっと感嘆しました。ということはですよ、男性がベッドで衝動的に、女性に体当たり的に凸撃すると、、、どうなるか。

とても単純ですが、660=360倍の刺激(痛み)が女性に加わってしまう、と考えることもできます。えらいことです。

 

 

よく言われますように、女性は全身が性感帯です。

皮膚で覆われている場所は、全てが性感ポイントになり得ます。

髪の毛すらも、毛根を介して、頭皮に心地よい性感が伝わります。

 

あるトップ女風のセラピストさんの本に、確かこの方は秘密基地のキャストさんだったと思いますが、こんなことが書いてありました。

「女性は、男が思う力の10分の1の力でも、きちんと感じ取れる」

それほどに女性の肌は繊細であるということを、やはり多くの男性は知らないようです。

 

そう考えますと、ガ◯マンとか、(爪を食い込ませての)スクラッチとか、グイグイ喉元に突っ込むとか、やっぱり、普通ではありえへんのです。

もちろん、両者合意の上で、そうしたSM的なプレイをするのは、全然構わないと思います。

それは個人の選択であり、嗜好であり自由です。分かってやる以上、問題は少ないのです。

 

 

ほんで僕も、イマ◯チオのようなことはしたことはありませんが、AVよろしくガ◯シャをしたがったり、(思い通りにならないイライラを)ガ◯マンで果たそうとしたりしておりました。

それはもう、、、、『クズ of クズ』、『KING of クズ』と呼ぶにふさわしいクズセックスをずーっっっとやっておりました。

 

 

あるとき、女性心理カウンセラーさんにこう言われたことがあります。

 

『○○さんにとって女性はリアルテンガなんですよ』

 

また、そのミナミさん(ジャップカサイ講師)、先日、まさしくおんなじことを口に出されました。

 

『(そういう男にとって)女性は歩くテンガなんですよ』

 

リアルテンガ

ウォーキングテンガ

 

女性の「モノ化」の一番わかりやすいたとえです。

 

 

閑話休題

 

 

相変わらず長くなっちゃいました。

 

そんなおこちゃまセックスばかししていた僕は、心のどこかで、激しい行為や動きしかできない自分が嫌で嫌で仕方がありませんでした。

性行為の都度、不全感に苛まれ、自信をなくす。相手が悪いと決めつけて、責任転嫁する。最低です。

 

激しい行為で鬱憤を晴らしては、死にたくなるような鬱に襲われる。

でもその理由が全然わからない。でもやっぱり、ヤリたい。

抱きたい、じゃないんですよ。ただ、ヤリたい。

 

これまた別の機会に話しますが、それはおそらく女性に「母の愛」を求めていたからかな、と今は思えます。

眼の前の彼女を「配慮し、尊重し、慈しむべき、一人の独立した、大人の女性」としては、全く見ていなかった。

観る力なんかそもそもありません。だってお子様だから。

そして、観ようとする発想も、学ぼうとする想いすらも、ありませんでした。

もしかしますと、母に愛されなかった悔しさを、目の前の女性で晴らしていた。そんな深層心理だったのかもしれません。

 

ところがアホな僕は、(妻と険悪だった)当時、『セックスがうまくいかないのは俺にテクニックが足りないからだ』という、これまた安直で短絡的な発想に至ったのです。

そして、巷にあるクンニマニュアルだのピストン教本だのアンチョコ本を買い漁り、それを試そうとしては妻に怒られておりました(当たり前です)。

 

もちろん、テクニックは無視できません。技術で防げる不幸ってやっぱあると思います。

技術は、方法と、効果とからなりますので、やり方が正しければ、大きな成果を生むのも確かです。

 

もちろんその当時は、そんなことはつゆ知らず。妻が出ていった大きな原因が僕の、本当に本当に身勝手なSEXにあったことは、間違いない事実でした。

 

そんなときに出会ったのが、アダム徳永氏の『スローセックス完全マニュアル』です。

 

氏は、「スローセックス」という言葉と概念を世に浸透させた、セックスセラピストの第一人者です。

最近の若い女性はあまりご存じないかと思いますが、40代~50代の男性及び女性には、いまだ割と高い認知度を誇ります。

 

 

この完全マニュアルを読んで、僕はもう仰天しました。どのページも珠玉の文言ばかり。紙をめくる都度、目から鱗が噴出します。

以前も言いましたように、日記は書評コーナーではありませんので、詳しくは本書を読んでいただくほうが早いです。

お値段、980円ですので、ランチ一回分を充てていただくのも良いかなと。

 

とにかくこの本によって、僕のセックスに対する考えは根底から覆されました。

そして、それまでの身勝手な性行為を完全に捨て去る決意をしたのです。

 

それからアダム徳永先生に出会うまでの道のりはとても長かったです。そこもまた、いつか日記でお話します。

 

時が経ち、志望動機にも書いておりますように、ほんの2年前です。

僕は貯金を叩いて彼のプライベートレッスンを受けることにしました。

 

会場に現れた先生は180cmをゆうに超える大男。

モデルと見紛うばかりのシルエット、そして遠目にも漂うオーラ。

只者ではない雰囲気がすごかったです。

 

ただ、本書が上梓されてからだいぶ年数が経っております。

「まあまあおじいちゃんだな」、という可愛らしい印象もございました。

 

ちなみに先生は、何やらスピリチュアル寄りになってもおられ、宇宙エネルギーとかの話も多かったのですが、そこは割愛します。

 

 

さて、セックスカウンセラーであるアダム先生。僕の性行為に対する悩みや苦しみをよく聴いてくださりました。

そして、男女における性行為のあるべき姿について、本書を踏まえ、丁寧にアドバイスして下さいました。

 

何よりも、女性の考え方や、女性との接し方、女性の身体の扱い方について、プロ中のプロに、その肉声でご教授頂いたのは、本当に良かったです。

現場に同伴された女性モデルさんにも、女性が性行為について想うことについて、丁寧にご助言いただけました。

 

『とにかく「こころ」を大切にしなさい』

 

結局はこの一言に集約されました。

 

その上で、ようやく、「アダムタッチ」というフェザータッチや、女性の身体のムーブメントといった、具体的な技術を習得する運びとなったのです。

その後僕は、アダム先生ではカバーしきれないと思う技術を更に学ぶべく、クンニや性感オイルマッサージなどを習ったといういきさつでございます。

 

その後、プライベートの性行為はすべて、自身の成長機会と捉えました。

とにかく、(僕じしんが)よくありたい、(お相手が)よくあって欲しい。

セッションの都度、何かしらの課題をクリアして、今に至ります。

 

もちろん、たまには、ただスポーツのように楽しむこともありました。

デリの娘さんを自宅に招いては料理を振る舞い、あたかも恋人のような雰囲気でプレイすることもありました。

セックスにおけるエゴが、玉ねぎの薄皮を剥くように、一枚また一枚と、はがれ落ちていきました。

 

その背景には、たくさんの女性、特にセラピストさんたちとの出会い、セッションもありました。

彼女らから「女性のやさしさ」をシャワーのように浴びることで、僕の心の汚れもどんどん落ちてゆきました。

そうして浄めた心身でまた女性たちとセッションを重ねる。なんとか成長しようと藻掻いてきました。

 

もちろんそんな美しいことばかりでもなく、女の子に嫌な思いをさせたり、ときに怒らせたりしたこともあります。

女性は男性に気遣いをしますので、口に出さない不満をもたれた方々も多くおられたと思います。

そのようなときは、素直に誤り、反省し、なんとか気づこうとし、同じ過ちを繰り返すまいと誓いました。

 

 

そして漸く、冒頭の志望動機、『自らの技術を対価に変え、お客様に心も体も満足して頂きたいと思い、応募させて頂くことにいたしました❣️』との決意に至ったのでございます。

 

 

『ほんで、惣太はほんまに変わったんか?』 

 

 

との声が聞こえて参りますが、確かに変わりました。

従前の僕の性行為を知る女性であれば、おそらくびっくりまなこで褒めてくれると思います。それくらい変わりました。

 

ただ、それはあくまでプライベートでの話。僕は現時点で萬天堂のお仕事を一つもこなせておりません。

準備に余念がなさすぎるのが原因でもあります。さっさ現場に立てよと馴染みの子には怒られました?

 

ですので、惣太の施術は、お試し頂いてご判断いただくしかございません。

口だけ達者な軽薄セラピストなのか、なるほど試練を乗り越えたヒーラーなのか。

そこはお客様のジャッジに任せたく思います。

 

最後に、プロフで僕は強みを色々書いていますが、一番の強みは多分、「僕はこういう人間だ」と開示できることだと思います。

さらけ出しすぎかなとは思いますが、日記くらいしか本当の僕を知ってもらう機会はありません。

 

もちろん、女風はリアルとファンタジーの間で成立する世界ですので、あんまりリアルを強調するのもどうかとは思います。

それでも、僕という人間をより知って欲しいという想いから、僕がセラピストを目指したワケについて、少しお話させていただきました。

ご笑読頂けたのでしたら幸いです。

 

また明日からは、軽いノリの日記を挙げようと思います。

そういやオモチャネタも、エイの料理も、まだアップしていない・・・

 

 

?今日が幸せでありますように?

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