写メ日記
こんばんは
さて、今回のコラムは僕が「女風セラピストとして大切にしていること、もの、思い」に焦点を当ててみました。こちらのテーマも数回に分けてお伝えしていきます。
「人として」の部分も重複しているかもしれませんね、どうかお付き合いいただければ幸いです。
1.大前提として、安心感を与える・伝える
女性用風俗を利用するとき、「今からどんな事されるんだろう、嫌なことや求めていないことされないかな?怖い人じゃないかな?」など、様々な不安に押しつぶされそうになりますよね。
僕らの仕事は女性が感じている不安や悩みを受け止め、解消し、包み込むことから始まります。
これは、某講師さんに講習を受ける際に聞いた受け売りですが、まず女性が僕ら男性をどう見ているかということが前提としてスタートすることになります。講師さんのお話を聞いて、普段なんとなく思っていたことと答え合わせができた感覚があり、これ以降は「女性に安心感を与えて伝える」ことを意識して接客を心がけています。
安心感を与える、伝えるって具体的にはどういう感じ?
安心感を与えるのがスタートというお話なのですが、女性は僕たちセラピストの事を”男性”として見ています(当たり前ですが^^;)。女性が知らない男性と二人きりになる時のイメージですが「男性=怖い」は常にあると思うんです。
どれくらい怖いか男性目線で例えてみると「熊」です。見ず知らずの密室で、熊と対峙する……めっちゃ怖いです(苦笑)。でも、そう。僕らはそんな「怖い熊」として女性に見られています。
身体的に力の強い男性も、熊に遭遇したら何されるか分からない恐怖に慄きますよね。調教された熊でも、調教師のいない二人きりの空間に放り出されれば急に暴れだすかもしれない…!と考えたらドキドキしますよね(汗)。まさに女性はそういう不安な気持ちを持ちながらも、勇気を出して予約して来てくれているんですよね。
そう考えて女性と日々接していると「女風セラピストとしてどうするべきか」という事が見えてきます。安心して身もココロも任せてもらえるように、「男性=怖い」というイメージから「優斗個人」として見てもらえるように、言葉だったり雰囲気で少しでもこの熊は(僕)は安心できる人間だということをいろんな方法で伝えていきます。
なので、僕が大前提として女風セラピストとして大切にしていることは「優斗=安心」ということを、押しつけがましくなく女性に理解してもらえることを常に目標にしています。
2.感謝の気持ちを常に持つこと
過去のコラムでもしつこいくらいに言っている「感謝」という言葉。これは本当に譲れません(笑)。まず、女性用風俗を初めて利用するお客様が予約をするまでには色んな背景があるということを以前のコラムでお伝えしました。
多くの女性が、何かしらのキッカケがあって女風に興味を持ち、ポータルサイトの口コミやSNSなどで情報を集めて、
・どこのお店にするか・どのキャストにするか・自分が希望するプレイは何か・どんな時間を過ごしたいのか・どんな自分でいたいのか
などを向き合って絞り込んでみる流れだと思います(何度か女風を利用されている方も、同様な流れは当てはまると思います)。これって、客観的に考えたら本当に勇気がいる作業の連続なんですよね。
だからこそ、利用するまでに至った背景を想像する
利用するにはもちろん、キャストの出勤スケジュールと予約の状況に合わせて時間を作らないといけませんし、利用料金の捻出もあります。もうここまで想像しただけでもだいぶ拝みたい気持ちになります、僕としては。
さらに少し利用に慣れてきた方は、次の予約が決まったらその日を目標に、カワイイ下着を買ったり、脱毛や美容室にいって自分の外見に磨きをかけたり、利用当日とその余韻も楽しめるよう、利用料金よりもお金をかけて僕(たち)に会いに来てくれることも少なくありません。
こんな有難いことってそうそうありません。だからこそ僕は、必ずその女性の背景を想像します。そうすれば、ここまでしてくださる女性がなお愛おしく、尊敬するし、最高のひと時にしたいと心から思えるようになるんです。
予約の時点で不安はMAX。そのとき、僕にできること
限られたなかで、このようなステップを一つずつクリアして時間と予算の捻出ができたら、その次にお店またはキャストへの連絡・予約をしないといけません。お客様から聞いたなかではこの「連絡・予約」が一番引っかかったステップ(勇気を振り絞る最終段階)なのではないかなと思います。
そりゃ不安ですよね。そもそも知らないし周りでも聞いたこともない、世の中にそういうサービスが存在してるなんて想像したこともなかった、経験したことのなんてもちろんない未知のモノに手を出すなんて。相当な勇気と覚悟です。
さらに既婚者の方、家族のいる方は利用するにあたりうしろめたさを感じたり、利用したら罪悪感を感じるかもしれない、でも経験してみたいという欲求との葛藤など、考えだしたらキリがありません。不安のさなかにいながらも、僕たちを利用してくれようと勇気を振り絞った女性に対し、いろんな背景を想像しながら精神誠意、女性に向き合って対応させてもらうことが、僕にできることだと思っています。
感謝の気持ちと女性の背景を想像して、不安を取り除けるように、ココロから安心して楽しんでもらえるように、という思いで、今日もセラピスト(キャスト)をさせて貰っています。
ということで、今回はこれくらいにしておきます(長くなりそうなので苦笑)。次回またこの続きを書いていこうと思いますので、引き続きお付き合いいただければ幸いです。
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