写メ日記
学生時代に頑張ったことといえば、迷わず部活動だったと言えます。中学から高校の6年間バレーボール部にいました。
年数だけ見ると好きなんだな思われるかもしれませんが、正直あまり好きではありませんでした。
当時はすでに体罰が悪として厳罰化される風潮がありましたが、僕の所属していたチームを含め、まだまだグレーゾンなところが多かったんです。
罵詈雑言はもちろん、ボールを顔に当てたり、椅子や机を投げたり、筋トレや練習の一環と称した、終わりの見えない罰が当然のようにありました。
先輩や先生からは、「昔のほうがもっと酷かった、今は殴られないし楽だ」とか言われるわけですが、そんなこと言われても痛いものはいたいし、辛いものは辛い。
中学生時代は最後の引退試合で、当時全国一位だったチームを倒して華々しく引退できましたが、もしそういう、「続けて良かった」と思える成功体験がなければ、気持ちは暗いままだったかもしれません。
ここまで若干暗い話になりましたが、やっぱり厳しいチームほど、同じ痛みを共有できる仲間だからこそ楽しめることだって沢山ありました。
試合でミスをしたことに対して、全員に謝れと監督に言われ、自分を同心円状に囲む仲間の目をみて「ごめんなさい」と頭を下げていくわけですが、
チームメイトの一人にゴーグルをつけた子がいまして、球技の世界ではメガネは危ないので、結構ガッチリした水泳のゴーグルの度が入ったバージョンのようなものを装着するのですが、
そのゴーグル君に頭を下げている自分の画を想像して、怒られてるのに吹いてしまったことがあります。
先生の後ろに回って、怒られてる仲間を変顔で笑かそうとしたり、
監督が来たときの挨拶どこまでふざけられるか選手権を開催して、「おはようございます」を「トマトケチャップです」にしてことごとくバレたり
気絶するほど臭い放屁をする猛者が「冬は屁シーズンやねん」とか言ってコートにいる全員の鼻をノックアウトさせたり..
こうやって文字に起こすと、しょーもないなぁと思うんですが、やっぱり身内ネタに勝る面白さっていうのは、なかなかないだろうなぁと思うんです^ ^
図書館で好きな人と勉強とか、ありふれた日常にささやかな恋という青春を謳歌したかったという思いはありますが、
人生で一番笑顔が増えるのは、中高時代のチームメイトと同窓会をして、昔話を語り合ったときだったりするもんだから、これでよかったのかなとも思ったり。
皆さんは学生時代に戻りたいと思いますか??
僕は絶対嫌です( ^ω^ )