写メ日記
悪役がかっこいいと思い始めたのはいつ頃だろうか
小さい頃は、「ウルトラマンより怪獣の方が格好いい」という親の心理が皆目わからなかった。
ウルトラマンは正義の味方だし、良いことをしている。それなのに、悪者の怪獣の味方をするの?
怪獣は街を破壊して、地球の味方であるウルトラマンと攻撃しているじゃないか。
正義と悪。わかりやすい善悪の構図。
小さい頃は何も疑っていませんでしたが、昨今では「悪者」にフォーカスされた作品も多くなってきました。
ウルトラマンは比較的この善悪二項対立がはっきりしていますが、例えばポケットモンスターに登場するロケット団。
主人公であるサトシ一行の邪魔をする敵として登場しますが、意外にも仲間思いで、優しいところがある部分も描かれます。
僕がプレイしている「ファイナルファンタジーXIV」というオンラインゲームでも、一応主人公があって、敵がいて...という構図ではあるものの、
主人公が完全な正義、勧善懲悪のストーリーにはなっていなくて、悪者には悪者なりの正義が、道徳が、理念がある様子が描かれるんです。
そこで僕たちは考えるようになるんです。
「何か理由があるんじゃないか」
以前の日記で、誰にでも「肯定的意図」があると話しました。
たとえ理解不能な行動を相手がとっても、相手にとっては何かしらの意味があって、そうしたい、しなければならないと思った理由がある。
世の中におぞましい犯罪行為が跳梁跋扈していますが、それにも必ず動機があるんです。
行為を肯定するわけではなく、その動機に目を向けることで、一方的な批判ではなく、客観的な視座から物事を俯瞰できるようになる。
子供の頃の僕は、なぜウルトラマンと怪獣が戦っているのか、その理由がわかりませんでした。
街を破壊するから?人々が怖がるから?
では一体、なんで怪獣たちは地球にやってくるんだろう?
なんでウルトラマンは、保護ではなく討伐しようとするんだろう。
何気にウルトラマンが吹っ飛ばされて回転しながら転げ回ってるときの被害、甚大どころじゃないですからね笑
僕たちは勧善懲悪の観念の元、その抜本的な理由を知らず、また知ろうともせずに尖った見方をしてしまう癖があると思います。
色々と話しましたが、要は偏見で、バイアスです。
オーナーの潤さんもよく言ってますが、見た目じゃなく、話を通してその人が魅力的だとわかる。
性格は見た目にでる。それもそうだと思います。でもそれが全てじゃない。
僕たちは視覚的情報を間に受けすぎている。だから、相手とのコミュニケーションを通して得られた情報に、もっと興味を持たないといけないと思うんです。
僕はかっこいいねと言われるのも好きだけど、優しねとか、内面を褒められたときもめっちゃ嬉しい。
外見はあからさまで褒めやすい。けど内面はその人のことを知らないと褒められない。
ずっとずっと、これからも、その人との対話を通して素敵なところを見つけていきたいと思うハクでした。
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