写メ日記
こういうところではポジティブさをアピールするのがセオリーなのだろう。でもだからこそあえて、自分がネガティブであることについて言及してみようじゃないか。そういう部分も正直に開示することで僕の事を理解してもらいたいし、同じようなネガティブな人に共感してもらえたら嬉しい。
僕はこういう性格なので、自分に興味を持ってくれている人がいるという感覚があまりない。だから日記をしばらく書かなくても、別にそれを待ってる人がいるわけでもないし、特に申し訳ないという気持ちは無い。僕もいつかは、しばらく日記更新できておらずごめんなさい、という導入で日記を書き始められるようになりたい。
人に興味を持ち、人から興味を持たれ、それが当たり前の人にとっては、自分に興味を持ってくれている人がいるという前提で物事を考えることができるのだろう。自分もそういう思考を獲得できればどれほど素晴らしいことかと、そのポジティブさを羨ましく思う気持ちもある。
だが逆に言えば、「自分に興味を持ってる人がいる」とは思っていないからこそ、「どうすれば興味を持ってもらえるだろうか?」と考えることができる。発信を頑張ろうとか、会った人に満足してもらうためにできることをしようとか、そういう気持ちの根底にあるのはネガティブさなのかもしれない。
ポジティブであることを良しとする風潮を感じるが、解釈次第ではネガティブなのも悪くない。マイナスの感情をうまくエネルギーに変換することができれば、素晴らしいパフォーマンスを発揮することもあるだろう。
ネガティブな性格をポジティブに変えるのは、大きなきっかけや長い時間をかけなければ難しい。しかし、ほんのちょっと捉え方を変えるだけで、「ネガティブであること」に対してポジティブになれるかもしれない。ネガティブな自分もそれほど悪くないのかもしれない、そう思えるようになれれば良いよね。
僕はネガティブ思考を否定しない。