写メ日記
小学生の頃、よく喧嘩をしたり補導されたりと色々やらかしていた同級生がいまして
それでも根はいいやつで照れ屋だったり可愛いところもあり、一緒にゲームしたこともあったのですが
中学に上がるとヤンチャ度が増して、少年院に入れられしばらく学校に顔を出さない(出せない)日々
違うクラスだったけど噂が噂を呼び、また喧嘩した、警察にお世話になったなんてしょっちゅう聞いてました。
そこまでくると、だんだんと近寄りがたくなって、話すのも怖くなってしまうようになりました。
その事を親に伝えると、「大人からしたら全然怖くないよ」という言葉が返ってきました。
当時の僕には全く理解できませんでしたが、20代になった僕でさえ、グレた中学生も可愛いもんだなと思えるから
そういう事だったんかな、なんて思います。
そんな感じで、昔と同じ経験をしても、今と昔では感じ方、受け取り方が全然違うなんてことがよくあります。
めちゃくちゃ怖かったホラーを大人になってみて見ると、そこまで怖くないな、とか。
それって成長のように感じるのですが、よくよく解体していくと、大人になるにつれ考えが現実的になっていくからだと思うんですよね。
小さい頃の僕はウルトラマンに本気でなれると信じていましたが、大人の僕が、その存在が創作であると知っています。
それは一見良いことのようで、自分で夢の天井を作ってしまってる気もします。
「こうなりたい」という気持ちに対して「でもなれっこない」と決めつけてしまう癖がだんだんと出てきてしまう気がするんです。
無垢で純粋で、疑いのないまっすぐな子どものころの気持ちを、大人になっても大事にするって大切なことだな、と思うんです。
女風においても、お店に入りたてとしばらく経ってからでは、施術に対する姿勢も考えも変わっていくと思います。
けれど、「なんで女風を選んだのか」「どういう気持ちでセラピストになったのか」っていう初心を思い出して、変な方向に行かないように定期検診していくのも大事だなぁ、と。
皆さんの子供の頃の思い出、なんですか!