写メ日記
どうせエビを食べたらプリプリって言うんだろう?チャーハンを食べたらパラパラって言うし。ハンバーグを食べたら肉汁が~って言うに決まってる!
それは世間の最大公約数的な意見のトレスに過ぎない。そこに自らの価値観は反映されているのか?果物や野菜の美味しさを語る時に、まるで決め事のように「甘い」と表現しやがる。でも本当に「甘いこと」が「美味しいこと」なのかよぉ!?
果物の持つ本来の酸味が!その野菜特有の苦味にこそ!真実の「美味しさ」があるのではないだろうか。「甘いこと」が「美味しいこと」だと言うなら、隅っこで砂糖でも舐めてなさいよ!
肉の品質を語る時、揃いも揃って柔らかさをアピールしちゃってさぁ!?簡単に噛み切れるって。豚の角煮を食べれば、ほろほろって言うのは分り切っている!二言目にはお箸でも切れちゃうって、もう何回聞いたことか。そんな表現は聞き飽きた。肉は柔らかければ柔らかいほど良いってのか?僕は少し噛み応えのある肉の方が好きなのだ!
冷めた唐揚げが!しなしなのポテトが!!しっとりしたチャーハンが好きだ!!!昨晩食べきれずに放置していたチーズの固まったピザをハサミで切って食べることに憧れるのがそんなに変なことかよぉ!?
人は僕の事をひねくれ者と言う。僕もそれを認めよう。では「ひねくれる」とは何か?僕は「思考を止めない事」だと思っている。良いように解釈しすぎか?だとしても!!思考を停止することへの反発であり、人の意見に流されることへの抵抗だ!
画一的に似たような意見に収束するのを否定したわけじゃない。そこに至るまでのプロセスとして、自らの価値観で考えたのであれば、それは尊重すべき意見だと思っている。
僕は逆張りをしがちではあるが、ただマイノリティを気取りたいわけじゃない。大谷選手を応援しているし、サッカーの代表戦も時間が合えば見る。SNSで話題のスイーツを食べたがるし、連載の時はそうでもなかったくせにアニメ化してから鬼滅の刃を評価する。そういう一面もある。ミーハーを毛嫌いし、ただ反対意見を言うだけの人とは違うのだよ。
「自分の考えを、自分の言葉で」今まで特に意識していなかったけど、僕はこの思いが強いのかもしれない。指名してくれた女性とお会いしている時はもちろんのことながら、それ以外の時でもわりとこの仕事を楽しめてる。それはこうして自分の価値観を発信することが嫌いではないからなのだろう。
ちなみにEggs 'n Thingsの「和モンブランパンケーキ」を食べた僕は「ふわっふわで甘くて美味しい~」って思いました。…実際にはそんなもんよ。