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写メ日記

「ブイ・トゥギャザー!」

「レッツ・ボルトイン!」

たとえ あらしがふこうともたとえ 大波あれるともこぎだそう たたかいの海へとびこもう たたかいのうずへ

言わずもがなボルテスVのOPである!もちろんご存じよね?フィリピン国民の9割が歌えるのに、日本人が知らないって事はないでしょう。

「超電磁マシーンボルテスV」とは1977年に放送されたロボットアニメである。ボアザン帝国の侵略から地球を守るべく戦う正義のスーパーロボット・ボルテスVとそのパイロット5人組の活躍を描く。ボアザン帝国は角の有る者は貴族、角の無い者は労奴という差別社会。当時のロボットアニメとしては珍しく、敵側を掘り下げるドラマ性の高さもあり、大人の視聴にも耐えうる作品となっている。

そしてボルテスVと言えば何と言ってもフィリピンでの異常人気である。フィリピンで放送された当時は、マルコス大統領による特権階級を優遇する独裁政権の真っただ中。角の有る無しだけで差別される理不尽を否定し、特権階級にふんぞり返る悪を正義の力で打ち砕くという、ボルテスVの反体制運動的なストーリーがバカ受けしたのである。クーデターの機運を高め兼ねないと危惧してなのか、政府は最終回直前でボルテスVのテレビ放送を中止するなど社会に大きな影響を与えた。なんでもフィリピン人の多くは、OPの「ボルテスVの歌」を日本語で歌えるのだとか。OPを歌唱した堀江美都子さんがフィリピンへ行った際には国賓待遇だったらしい。

そんなフィリピンの大きすぎる【愛】で、半世紀の時を超えて実写映画化されたのが「ボルテスVレガシー」なのだ!

いやぁ、なんかもう凄かった笑ボルテスVを好きな人が、ボルテスVが好きな人に向けて作った映画って感じ。色々と雑過ぎるけど、それすらも「70年代のスーパーロボットアニメってこういうノリだよね~笑」って楽しめる人にとってはたまらない作品になっている。正直、ハリウッドの最新CGに比べると安っぽいのだが、それすらも「70年代のスーパーロボットのチープさ」を表現していると解釈できて、ファンとしてはニヤニヤしてしまう出来である。ことあるごとに色んなアレンジの「ボルテスVの歌」が挿入歌として流れるのも非常に良い。

ちなみに僕は最初の合体シーンで号泣してた。当然、合体時にも「ボルテスVの歌」が流れるわけだが、これが日本語の歌詞なのよ。日本公開版だからというわけではなくて、フィリピン公開版でも日本語の曲を流してるんだって。愛が徹底してるね。

結論として、ボルテスVに興味が無い人は間違っても観に行っちゃダメ。ちなみに僕は映画を一人で観る時は一番後の一番端の席を取るタイプ。そんなことより僕とブイ・トゥギャザーしてレッツ・ボルトインだッ!!

店舗INFO

東京萬天堂
東京 / 女性用風俗
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