写メ日記
心の中にある寂しさは、誰にも見えない形で少しずつ大きくなっていきます。日々の忙しさに追われ、気がつけば大切なものを見失っていることもあります。
長年の関係性の中で、"心の距離"が徐々に開いていくことは珍しくありません。コミュニケーションが減り、お互いの気持ちを理解しようとする努力も薄れていきます。
最近、カウンセラーの友人と話をする機会がありました。彼女によると、パートナーとの関係が冷めていく原因の多くは、"日々の小さな積み重ね"にあるそうです。
些細な出来事や感情を共有し合う習慣が失われると、心の隙間は確実に広がっていきます。その空白を埋めようとして、新しい関係性を求めてしまうことも。
相手への思いやりの気持ちを忘れずに持ち続けること。それは簡単なようで、実は大変な努力が必要です。仕事や家事に追われる毎日でも、相手の目を見て話を聞く時間を作る。小さな心遣いを忘れない。
パートナーとの時間を大切にしている知人がいます。彼女は「"信頼関係"は毎日の小さな約束を守ることから始まる」と言います。二人で決めたルールを守り、互いを思いやる気持ちを言葉にすることで、絆は少しずつ深まっていくのだと。
心の距離を縮めるのに、大げさな行動は必要ありません。日々の生活の中で、相手を想う気持ちを態度で示していく。その積み重ねが、長く続く関係性を育んでいくのかもしれません。
夜空を見上げながら、大切な人との関係を見つめ直してみる。そんな時間も、心を整理する良い機会になりそうです。