
写メ日記
「風太郎さんって、なんか気を遣わなくていいんですよね」
以前、そんなふうに言ってもらったことがあって。
その言葉、僕はけっこう嬉しかったんです。
優しいって言ってもらえるのも嬉しい。
楽しいって言ってもらえるのも嬉しい。
でも「気を遣わなくていい」って、実はすごく大事なことなんちゃうかなって思っています。
女風って、初めて利用する方ほど緊張すると思うんです。
どんな人なんやろ。
何を話したらいいんやろ。
変に思われへんかな。
沈黙したら気まずいかな。
たぶん会う前から、頭の中でいろんなことを考えてしまう。
だから僕は、会った瞬間から「頑張って楽しもう」としなくていい時間を作りたいんです。
たとえば、会ってすぐに質問をいっぱいするんじゃなくて、その日の様子を見ながら話す。
疲れてそうなら、無理に会話を続けない。
何か話したそうなら、ちゃんと聞く。
逆に、僕のことを知りたいと言ってくれたら、くだらない話まで含めて普通に話す。笑
こういうのって、マニュアルにすると急に難しくなるんですよね。
「ここで質問する」
「ここで褒める」
「ここで距離を縮める」
って全部決めてしまうと、なんか面接みたいになってしまう。
僕が大事にしたいのは、その人を見て、その場で考えること。
同じことをしても、相手によって心地いい距離感は違うから。
いっぱい喋りたい人もいれば、ゆっくり過ごしたい人もいる。
最初は緊張していても、少しずつ話せるようになる人もいる。
だから「こうするのが正解」じゃなくて、
「この人はいま、どうしたら自然に過ごせるかな」
って考えるようにしています。
もちろん、僕も完璧ではありません。
たまに喋りすぎることもあります。笑
「今の話、いらんかったかもな……」
って帰り道に反省会が始まることもあります。
でも、そうやって相手のことを考える時間は、これからも大切にしたい。
女風って、特別なことをする場所でもあるけど、
「誰かと一緒にいるのに、頑張らなくていい」
そんな時間を過ごす場所でもあると思うんです。
初めての方なら、なおさら。
うまく話そうとしなくていい。
楽しませようとしなくていい。
僕に気を遣いすぎなくていい。
その日の自分のままで来てもらえたら、それで十分です。
帰るころに、
「なんか思ってたより自然に過ごせたな」
って思ってもらえたら。
僕にとっては、それが結構嬉しいんです。


