写メ日記
「恋に酔う」の花言葉を持つ花は…
2022年5月2日 18:01 の投稿
こんにちは。
アイトです。
さてタイトルの答えは…
藤(フジ)の花です。
藤の花は、
古くから振り袖姿の女性に例えられ、
藤の花の姿が頭を下げた
美しい姿でお客様をもてなそうという
気持ちを連想させ、
優雅で柔らかい印象を与える花です。
藤は藤棚に房が流れ咲き、
ゴールデンウィーク頃の
5月を代表する花です。
藤の名所も多くて
5月に藤まつりを開催している
場所も数多くあります。
特に、
「牛島の藤(埼玉県春日部市)」
「春日野の藤(奈良春日大社)」
「野田藤(大阪府福島区)」は、
日本三大名藤と言われるほどです。
花房からは甘い香りがしますが、
樹齢もとても長い樹木で、
日本最古の藤は、
埼玉県春日部市「牛島の藤」にある
樹齢1200年の藤だそうです。
「フジ」という言葉の響きが
「不死」を連想させるため、
縁起が良いと言われている一方で、
「不治の病」をも連想させてしまうので、
病気の人へ送るには縁起が悪いとされます。
さて、藤の全体的な花言葉は
「優しさ」「歓迎」
「決して離れない」「恋に酔う」
です。
「優しさ」や「歓迎」は、
人々を温かく迎え入れてくれるような
花姿を現しているとも言われています。
色別の花言葉ですが、
白の藤の花言葉は
「可憐」「懐かしい思い出」
「恋に酔う」「あなたを歓迎します」
などがあるそうです。
白は純粋無垢なイメージがあるため、
「可憐」の花言葉は文字どおり、
けがれを知らないイメージに
ピッタリだと思います。
紫色の藤には、
「君の愛に酔う」という意味があります。
花が連ねて咲く様子から、
愛が深まっていく様子を
表していると言われています。
「藤色」というのも、
この薄い紫色の藤の花からついたようです。
日本では古来から
「藤を女性」に「松を男性」に例え、
藤と松を、近くに植える
習慣もあったそうです。
『源氏物語』と『枕草子』では、
藤のつるが松の木に巻き付く様子を
男女の恋愛関係に例えて表現した個所も。
そして、日本人に多い苗字に
「藤」の字が使われています。
佐藤・加藤・伊藤・斉藤…
実はこれは、
平安時代に栄華を極めた
藤原氏の影響と言われています。
藤原氏の一族は全国にひろがり、
加賀の国の藤原氏は加藤、
伊勢の国の藤原氏は伊藤…など
地盤となった国の名を取って
家名を変えていったとされています。
明治になって苗字が
義務づけられるようになると、
名門の藤原氏にあやかろうと、
ゆかりの無い人々も
「藤」の字が入った苗字を
名乗るようになった…との事です。
藤の「花」「豆」「さや」の
部分には毒があります。
主な症状では吐き気や頭痛・めまいなどで、
重症になると胃腸炎が
発生する場合もあります。
強い毒性のある藤ですが、
十分に加熱を加えれば
花や豆は食べることが可能との事。
「鬼滅の刃」では、
鬼の苦手な花として「藤の花」が
登場していますが、
こういう毒性の部分の意図が
あるのかもしれませんね。
何はともあれ
今年のゴールデンウィークは、
密に気をつけながら、
艶やかな藤の花を見に行く…
のも良いかもしれませんよ!
アイトです。
さてタイトルの答えは…
藤(フジ)の花です。
藤の花は、
古くから振り袖姿の女性に例えられ、
藤の花の姿が頭を下げた
美しい姿でお客様をもてなそうという
気持ちを連想させ、
優雅で柔らかい印象を与える花です。
藤は藤棚に房が流れ咲き、
ゴールデンウィーク頃の
5月を代表する花です。
藤の名所も多くて
5月に藤まつりを開催している
場所も数多くあります。
特に、
「牛島の藤(埼玉県春日部市)」
「春日野の藤(奈良春日大社)」
「野田藤(大阪府福島区)」は、
日本三大名藤と言われるほどです。
花房からは甘い香りがしますが、
樹齢もとても長い樹木で、
日本最古の藤は、
埼玉県春日部市「牛島の藤」にある
樹齢1200年の藤だそうです。
「フジ」という言葉の響きが
「不死」を連想させるため、
縁起が良いと言われている一方で、
「不治の病」をも連想させてしまうので、
病気の人へ送るには縁起が悪いとされます。
さて、藤の全体的な花言葉は
「優しさ」「歓迎」
「決して離れない」「恋に酔う」
です。
「優しさ」や「歓迎」は、
人々を温かく迎え入れてくれるような
花姿を現しているとも言われています。
色別の花言葉ですが、
白の藤の花言葉は
「可憐」「懐かしい思い出」
「恋に酔う」「あなたを歓迎します」
などがあるそうです。
白は純粋無垢なイメージがあるため、
「可憐」の花言葉は文字どおり、
けがれを知らないイメージに
ピッタリだと思います。
紫色の藤には、
「君の愛に酔う」という意味があります。
花が連ねて咲く様子から、
愛が深まっていく様子を
表していると言われています。
「藤色」というのも、
この薄い紫色の藤の花からついたようです。
日本では古来から
「藤を女性」に「松を男性」に例え、
藤と松を、近くに植える
習慣もあったそうです。
『源氏物語』と『枕草子』では、
藤のつるが松の木に巻き付く様子を
男女の恋愛関係に例えて表現した個所も。
そして、日本人に多い苗字に
「藤」の字が使われています。
佐藤・加藤・伊藤・斉藤…
実はこれは、
平安時代に栄華を極めた
藤原氏の影響と言われています。
藤原氏の一族は全国にひろがり、
加賀の国の藤原氏は加藤、
伊勢の国の藤原氏は伊藤…など
地盤となった国の名を取って
家名を変えていったとされています。
明治になって苗字が
義務づけられるようになると、
名門の藤原氏にあやかろうと、
ゆかりの無い人々も
「藤」の字が入った苗字を
名乗るようになった…との事です。
藤の「花」「豆」「さや」の
部分には毒があります。
主な症状では吐き気や頭痛・めまいなどで、
重症になると胃腸炎が
発生する場合もあります。
強い毒性のある藤ですが、
十分に加熱を加えれば
花や豆は食べることが可能との事。
「鬼滅の刃」では、
鬼の苦手な花として「藤の花」が
登場していますが、
こういう毒性の部分の意図が
あるのかもしれませんね。
何はともあれ
今年のゴールデンウィークは、
密に気をつけながら、
艶やかな藤の花を見に行く…
のも良いかもしれませんよ!