写メ日記
こんばんわ、ANRIです。
今日は脳科学者である中野 信子さんのニューロマーケティングの講演に行ってきました。
もしかしたら皆さんもさんまさんのテレビで中野さんを見たことある方もいっらしゃるかもしれません。(画像参照)
ニューロマーケティングというのは、脳の反応にフォーカスを当てて消費者行動を分析する手法です。
様々な実験の中でMRI(磁気共鳴画像法) 、fMRI(機能的磁気共鳴画像法)、EEG(脳波)、アイトラッキングなどの技術を用いて結果を解析します。
マーケティングは欧米から始まった学問であるため、
それを日本に持ち込んでもうまく機能しないということがしばしばあるみたいです。
その要因は各国による遺伝子構造の違いによる行動特性の差異にあるとのこと。
つまりこれまでのマーケティングは国民性を反映されていないという欠点がありました。
そこで日本人の遺伝子に合わせたマーケティングの研究をしているのが中野さんのお仕事です。
日本人の特性として主に二点、他国と違う性質があります。
それは新規探索傾向の強い人が少なく、不安傾向性が強いのが特徴みたいです。
つまり新しいことをすることに躊躇し、リスクを多く見積もる国民性というのです。
まぁ、確かにこれは感覚的にわかりますよね。
では、なぜこうなかったか予想はつきますか?
人間というのは日々進化をします。
日本という地政学リスクが日本人の不安傾向性を強くしたというのです。
それは天災の多さです。
日本の大規模震災の割合は世界を100%とした場合、日本は20%を占めています。
日本の国土を考えるとこれがいかに多い数字かわかりますよね。
こういった天災の多さが日本人の危機察知に対する感度を上げたというのです。
しかしながら物事は2面性があります。
この不安傾向の高さには物事を精巧に進めるという特性に繋がっています。
例えば建築。日本の職人さんの技術レベルは世界でも有数で、宮大工さんのなどの技は世界でも真似できる国ないとのことでした。
またコンクリート打ちっぱなしの技術、あそこまで美しくコンクリートを仕上げる技術も日本特有です。
これは食においてもそうですし、伝統工芸のようなアートの世界でもそうですよね。
これ以外にも運の強い人の特徴や出る杭は打つ日本文化の背景など、
研究から実証されたデータをベースにされる話が非常に面白かったです。
今日本で起きている様々な現象が日本人の脳の構造の特性により引き起こされてることが非常に明快に理解できました。
テレビに出ているだけあって非常に話が面白かったです。
ちなみに運を強くすることもできるということでしたので、
直接お会いした時やDMなどで続きはお伝えさせていただきます笑
さて、今後の出勤ですが、こちらのようになっています。
18時以降で予約が取れるように本業を調整しています。
ぜひお時間あればお会いできたらと思います。
よろしくお願いします!