写メ日記
遠慮と謙虚
2024年8月4日 23:05 の投稿
遠慮する。謙虚でいる。日本では特に、これらはある意味「美徳」とされている風習がある。外国の方から日本人のこういった人間性を称賛されることもある。どちらのことばも、「控えめ」というニュアンスがある。しかしこのことばには違いがある。遠慮。それは良くも悪くも自分を押し殺してしまうということ、裏を返せば自分の自信の無さを意味する。謙虚。それは相手に配慮しながら、うまく自己主張すること。自分の自信を上手に表現することだ。遠慮と謙虚を混同すると、ともすると自分のその行動がどちらなのかがわからなくなる。本来自分の主張をする必要があるときに、「遠慮」をすることはある意味で相手のことを考えていない。誰かとコミュニケーションをとるときに、無駄な「遠慮」は不要だ。両者の関係性を深めることを阻害するのが無駄な「遠慮」である、と個人的に感じる。もちろん相手を不快にさせるようなことばは使うべきではない。そこは「大人の謙虚さ」を持って接する。日本人の男として、ラフに、謙虚に生きたいものだ。