写メ日記
鶴の恩返し
2025年1月2日 19:05 の投稿
実家の2階には僕が高校時代まで使っていた部屋が今もそのままの形で残っている学生時代に読んだ漫画卒業アルバム壁には小学校時代の担任の先生が描いてくれた似顔絵が貼ってあるふと天井からぶら下がっていた千羽鶴が目に入る高校1年生の野球部時代体を壊して入院した際にクラスの友だち数人で折ってくれたもの野球を辞めざるをえなくなりこれから何を生きがいに俺は生きていくのかそんなときにいただいた贈り物だった今となってはその友だちに会うこともない今どこで何をしているのかただ一つ僕は周りの人に支えられていたそしてそれは今も変わらない変わったのは支えてくれている人が必ずしも見える場所にはいないということこの千羽鶴を折ってくれた友だちのように見えないところで誰かのために何かをひっそりとしてあげるそんなことを僕はしたくなった近くにはいない人であっても僕にできることはあるはずそれを残りの人生でどこまでできるのかそれを体現することが僕の生きがいであり使命なのかもしれない