写メ日記
愛とセックスについて
2025年1月7日 15:05 の投稿
抱きあっていると、暖かいし、気持ちが安らぎ落ち着いてくる。
お互いの波動が、呼吸があう。
終わった時、始まる前、こうして抱きあうのも好きだ。
生き物はひとりで、孤独で、孤立していて、けれど同じ色に、波長に染まってゆくことで気持ちが安らぐ。
苦しい、淋しい。悲しい。不安や孤独。
それらは水人形のように、水に溶けて消えてゆく。
身体が軽くなる。
ふわっと。
私も生きていられる。
彼女も生きられる。
一流の風俗嬢やAV女優には、セックスの一つひとつが、精巧なガラス細工でつくりあげた工芸品のような輝きがある。
恋人なのかどうかわからない。
けれど、交わっていてとても心地いい。
恋人とは
別れてから、会えなくなってから、恋人だったと気づく人のことなのかもしれない。
これまではお客さんの立場でしか、性風俗を見たり、感じたりすることができなかった。
「自分を指名してくれる人はみんな好き」という風俗嬢の気持ちがわからなかった。
けれど、今、その気持ちがわかる。
この仕事をしていて、特に性風俗に携わる女の子の気持ちがよくわかる。
身体は滅んでゆく。
だから、その身体がある限り、愛とセックスを楽しみたい。
できる限り自分に正直でいたい。
だからここにも正直な気持ちをつづりたい。
そうして正直な気持ちと身体で交わりあいたい。