写メ日記
以前、ある人からこんな質問をされたことがあるんです。
「大悟さんは普通の人ですか?特別な人ですか? 自分でどっちだと思いますか?」
そのときぼくは
「普通の人です」
ってすぐに答えました。
これを読んでいるあなたはどうでしょう?
普通の人ですか?特別な人ですか?
おそらく多くの人が「普通の人です」って答えると思うんですね。
「そんな特別な存在なんかじゃないから」とか「できればみんなと一緒で普通でありたいから」という理由で。
もちろんぼくもそうでした。
でも、今は「特別な人」と考えるようにしています。
というか、正確に言うと、
「自分は特別な人」だと認めてしまうことで自分について多くのことが説明がつくようになったんですね。
ちなみにここで言う「特別な人」とは人より優れているという意味ではないです。
「自分は普通の人だ」と考えているときは
「なんであの人はあんなことができているのに 自分はできないんだろう」
「なんで周りのみんなはうまくいってるのに 自分は失敗ばかりしてしまうんだろう」
って感じてしまい、周りの「普通の人」がみんな自分より優れた人に見えてしまう。
そしてその自分よりも優れている「普通の人」になれない自分に焦りや自己嫌悪まで感じてしまうことも。
「普通の人」になりたいんだけど、「普通の人」になれない自分を責めてしまう。
これって結構ツラいですよね。
あなたもそういう思いをしたり、自分を責めてしまったようなことはありませんか?
「あの人は自分より優れている」
「自分はなんか認められていないんじゃないか」
とか。
「普通の人だと思いたいけど、どうやら普通の人の枠に入れていないのではないか」って考えてしまいますよね。
さらに、「自分は普通の人でありたい」って思えば思うほど、他人と比べてしまって自分に自信がなくなっていく。
つまり自分が無意識に思っている「普通の人」の基準って、結構高かったりするんですよね。
だから、ある時からぼくは
「自分は特別な人」
って思うようにしました。
そうしたら、いろいろな矛盾がなくなってすんなり納得できるようになったんですね。
「あの人はあんなことができて優れているけど 自分にはそんな長所はない。 でも、自分は普通の人じゃなくて特別な人だから仕方がない。」
「なんか普通の人はやらないようなことをやってしまった。 でも自分は普通じゃなくて特別な人だから気にしない。」
っていうように考えていくと、自分のことについて多くのことが説明できて自分で納得できるようになったんです。
なので、ここでいう「特別な人」とは他の人より優れているという意味での「特別な人」っていうことではなくて
自分は他の人とは違う違ってもいいんだという意味での「特別な人」っていう意味ですね。
英語で使われる「ユニーク」とか、「唯一の存在」っていう意味に近いかもしれません。
ぼくは女風のセラピストをやっています。きっとこれは世間的には「普通の人」ではないのでしょう。
どちらかというとたぶん「特別な人」。
だからぼくは「自分は特別な人」だと考えることでセラピストという職にしっかり向き合うことができています。
もしあなたも何かで自信がなくなってしまったりこうありたいという自分の理想に届かないことに悩んだりしていたら
「自分は特別な人だから、これでいいんだ」
と思うことで気持ちがラクになることがあるかもしれませんね。
大悟
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