
写メ日記
おはよう。
風太郎やで。
外はまだ少し肌寒い空気が残ってるけど、窓から差し込む陽光が優しくて、なんだか心が穏やかになるね。
僕のルーティンで、毎朝のコーヒーを淹れながら、今日も誰かの心に寄り添えるかな、って静かに思う。
女性用風俗でセラピストをやってる僕にとって、この時間は特別。
だって、外の世界ではみんな忙しく動き出してる頃やもんね。
電車に揺られて仕事に向かう人、子供の送り迎えで慌ただしい人、家でデスクに向かう人……。
そんな日常の合間に、少しだけ自分を大切にしたいって思う瞬間、きっとあるよね。
僕の仕事は、そんな君の「少しだけ」を、そっと受け止めること。
女性用風俗って、初めて聞く人にはハードルが高く感じるかもしれへん。
『本当に私みたいな普通の人がいいのかな?』『どんなことされるの? 怖くない?』『疲れてるのに、そんな気分になれるかな……』。
そんな不安が頭をよぎるんじゃないかな。
僕も最初はそうやったよ。
セラピストになる前、僕自身が心のどこかで「癒し」を求めてた時期があって、初めてのサロン(健全な)を訪れた時のドキドキを、今でも鮮明に覚えてる。
あの時、優しい笑顔で迎えてくれた人が、ただ話を聞いてくれて、肩の力を抜かせてくれた。
あれがきっかけで、僕もこの道を無意識に選んでるんかなって。
君が今、迷ってるなら、きっとそれは「自分を大切にしたい」ってサインやと思う。
僕はその一歩を、絶対に否定せーへん。
むしろ、君のペースで、君のままで、受け止めたい。
平日の朝って、意外と需要があるよね。
僕の経験から言うと、仕事の合間を縫って来てくれる女性が多いよ。
朝イチの予約で、サクッとリフレッシュして午後から元気に過ごす人。
『今日の会議が不安で……』って相談しながら、軽くマッサージをしてもらい、頭がクリアになる人。
僕の施術は、決して派手なものではない。
まずはおしゃべりから。
君の好きなこと、最近の小さな喜び、溜まってるモヤモヤ……。
それを聞きながら、ゆっくりと体をほぐしていく。
ハンドマッサージで手のひらを優しく撫でるように、君の心の緊張を解いていく。
僕の指先は、君の呼吸に合わせて動く。
強引さなんてない。
ただ、君が「ここ、気持ちいい」って思える場所を探すだけ。
初めての方に、僕から一つアドバイス。
想像しすぎないで。
僕たちは、君の「今」を尊重するプロやで。
時間は1時間から選べるし、事前にメッセージで「こんな感じがいい」って伝えてくれれば、ぴったり合わせる。
清潔で落ち着いたホテル、柔らかい照明、アロマの優しい香り……。
そんな空間で、君はただリラックスするだけ。
僕の役割は、君の隣にいて、君の言葉を大切にすること。
『風太郎さん、聞いてくれてありがとう』って言ってもらえた時、僕の心が一番温かくなるんよ。
だって、君が少しでも軽やかになってくれるなら、それ以上の喜びはないよ。
今朝のコーヒー、ちょっと熱すぎて舌を火傷しちゃった(笑)。
そんな小さな失敗も、日常の味やんね。
君の日常も、きっとそんな風。
忙しい中でも、ふと「自分を甘やかしたい」って思う瞬間を、僕に預けてみない?
初めての君に、特別に優しくするよ。
予約のメッセージ、待ってる。
『はじめまして、風太郎です。君の朝を、もっと優しいものにしましょう』。
今日も、君の味方やで。
風太郎


