写メ日記
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2024年4月28日 04:05 の投稿
学童保育で私は特に障害を持った子どもの世話をしている。
そういう子どもばかりを受け持つようにさせられている。
ほかの女性は、障害を持った子供よりも、普通の子どもの方がいいからだ。
やがて、その子供の母親が迎えに来る。
彼女は日本語がしゃべれない。
心配そうな顔をしている。
だから、つい私は言ってしまうのだ。
「お母さん、大丈夫ですよ」
私はにっこり笑う。
実際は、その子どもは暴力ばかりをふるっている。
だが、私のひと言で、母親は安心したように微笑む。
彼女だって、いろんな理由があって日本に来ている。
そして、子どもを預けて働いている。
風俗の仕事なのかもしれない。
けれど、私はそのお母さんのことが好きだ。
五月の連休。
彼女と二人、暮れてゆく空の果てを眺め続ける。
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2024年4月24日 16:05 の投稿
僕たちはやがて消える。
最後は燃やされて、
この世から消える。
それなら、
身体があるうちに
喜びを感じたい。
交わりたい。
その身体を使って、
愛を感じたい。
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2024年4月21日 21:05 の投稿
もう一度、会いたい人はいますか?
https://www.youtube.com/watch?v=wrQ4qNEeiyM
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2024年4月21日 10:05 の投稿
男性は一般的に、性に対して衝動的な動物であると解釈されています。
たとえば、ふらりと風俗店を訪れてパネルを見て女の子を選び、射精してフィニッシュしたら、もうそこで終わり。だが、そんなにメカニックではない繊細な男性は多いです。
私は女性とセクシャルな関係を持つ前に、デートしたいタイプ。それよりも以前に手紙やメールでお互いのことを少しずつ知り合い、わかりあい、想像を膨らませながら会いたいタイプ。
女風にも、人生にも、小説にも正解はない。日々の変化。その時々の心情。会おうと思って、それまでについやした時間や一歩踏み出した勇気と、その想い。その瞬間は、そのひとの一番の理解者でいたい。
性欲と、その解消だけではない。心の襞にふれることが女風。
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2024年4月14日 10:05 の投稿
私が書いた小説が、最優秀賞と優秀賞のW受賞となりました。
私と関わっていただいたみなさまに深く感謝いたします。