女性向け風俗コラム

2021/2/15はじめてのお客さん…梨沙

俺の店では入店から一か月は新人期間として半額で施術をする。


まだ未熟だから仕方ないか

デビューの日は午前11時から午後6時で出勤を出していたが、
前日になっても誰からも予約は入らなかった。

こんなもんなのかな

最初は思うようには予約は入らない、そう聞いていたのだ。
翌日の午後1時、事務所から電話がかかってきた
「はい」
「蒼司、今日15時から表川で120分いける?」
表川、家から電車で1時間の郊外の駅である。

「大丈夫です」
「詳細送るからよろしく」
「よろしくお願いします。」
そう言って電話は切れた

って15時からじゃすぐに支度しないとな
チャットアプリに届いた予約の詳細を読み返信をしたらすぐにシャワーを浴び着替えて髪を整え、荷物をチェック

…汗拭きシートとかあった方が良いよな、あと折りたたみ傘も

買っておいたリュックに荷物を足し、仕事用の財布のお釣りをチェックして家を出た。

数分後、電車に乗り再度予約の詳細を見る

梨沙(りさ)さん…新規…120分…表川…ホテル…長めの黒髪に黒のスーツ

予約の詳細にはお客さんの名前、
お店の利用がはじめての新規さんかお店を利用したことがある会員
さんか、時間、待ち合わせの場所、
ホテルや飲食店等の会って過ごす場所、そして客の服装や特徴が書いてある。

二回電車を乗り換えて目的地の表川駅についた

表川駅の待ち合わせ場所は改札を出てすぐの階段を降りたところにあるベンチ付近。

いた

細身の女性がベンチに一人座っていたので近づいて声をかけた
「梨沙さんですか?」

女性が少しずつ顔を上げ、俺を一瞬見て黙ってうなずいた

「蒼司です、よろしくお願いします」
「はい…」

綺麗な人だ

すぐ近くのラブホテルに案内する、緊張しているようでなかなか俺の方を見てくれない。

ホテルの部屋を彼女に選んでもらい支払いを済ませ、
フロントのすぐそばの部屋に入る。

荷物を置いてソファーに座るように促し、
カウンセリングと支払いを済ませた。

女性向け風俗自体がはじめてとのことなので細かく説明をしてシャ
ワー浴びてもらう

はじめてのお客さん…
女性からお金をもらうのはどういうことなのか、本気出そう!

出てきた梨沙の後にシャワーを浴び、最初にアロママッサージを始めた

脚から始める、脚以外はタオルをきちんとかけて

「私、シングルマザーなの」
「そうなんですね」

脚のマッサージを始めたら彼女が語り始めた
「仕事と子育てしかしてなくて…娘は私の宝物だから、ゆりっていうんだけど」
マッサージが脚から腰を経て背中から肩へ進んでいく中ずっと彼女は話していた。

「私の名前はゆりちゃんママ…なんじゃないかとか思っちゃって」
「じゃあ今日この時間は一人の女性として、梨沙さんとして楽しんでくれたらなと思います」

話しながらも仰向けになってもらう、恥ずかしさからか右手で口元を隠す彼女を見て俺は思いついた。
「手どけて」
「え…」

彼女の右手をそっとどけてキスをした。


今ここにいるのは…お姫様
そう思ってマッサージをした。

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この記事を書いた人

海野夏菜

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