写メ日記

• ここから、ふたたび

  2024年10月1日 19:05 の投稿
  

  拝啓天高く秋山肥ゆる秋となりました。本日、10月1日は衣替えの日、ということで、皆様におかれましては衣服の入れ替えでさぞかしお忙しい一日をお過ごしかと存じ上げます。さて、そんな中、私秋山純士も、今年はFIRST CLASSで熱い夏を過ごさせていただいたということで、秋の深まりを感じ始めた9月末日をもって、FIRST CLASSのルーキーを卒業させていただく運びとなりました。この場をもちまして、今まで私とお会いしていただいた方、まだお会いしていないけどメッセージをくださった方、いつもこの写メ日記を読んでくださっている方、全ての方に感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございます。いささか硬い文章とはなりましたが、レギュラーになっても熱くて固い初心と柔らかいヒゲのお手入れは忘れずに、今後も一層精進していく所存でございます。いつでも、あなたの心の中に、FIRST CLASSの選択肢を。敬具
• 香りをまとう

  2024年9月30日 19:05 の投稿
  

  いつものようにバーバーにメンテナンスに行くと、くんくん。いつもと店舗の香りが違う。エントランスにお香が置いてあり、煙がたなびいていた。バーバー特有の香りと、お香の香りが混じり合って、バーバーにも秋の訪れを感じる。その空間がとても心地よいとか、おしゃれとか感じるのは、内装や照明、家具等、視覚に訴える要素によるところが大きい。しかし、目に見えない香りも、空間を演出するうえでとても大事だと思う。無機質な空間であっても、そこに香りが広がるだけで、気分が変わる。見え方が変わる。香りは変化しやすく、うつろいやすい。だからこそそんな儚い香りには敏感でありたい。秋山も、あなたに秋の香りを添えるように、エスコート致します。
• ほっとひといき金曜日

  2024年9月27日 20:05 の投稿
  

  今日は金曜日ですね。週末でお仕事がお忙しい方も多いかと。忙しくても、ランチタイムはしっかりとりたいものです。僕は、基本的にガッツリ食べたいタイプなのですが、たまにほっとする美味しさを求めて、時間に余裕があるときに行くお店があります。古民家のような佇まい。おそらく築50年くらいの歴史を感じる雰囲気のお店です。今日のBGMはビートルズでした。注文は紙に書いてオーダーする。タブレットじゃないですよ、紙にボールペンで記入です。今日もいつものメニューを注文しようとしたら、「もう作り始めているので書かなくて大丈夫よ」と言われました。いつの間に僕は常連客になっていたのだろう…顔を覚えていただけるのは嬉しいですね。髭を生やして良かったなと思います。お米が美味しい。お味噌汁が美味しい。お漬物が美味しい。感覚的な表現をすると、ほっとする美味しさなのです。そしてこの3拍子揃ったお店は、ほぼ間違いなくいい素材にこだわっているお店です。「茄子の酢の物食べられる？」と急にキッチンのスタッフさんが来てくれて、一品サービスしてくれました。こういうさりげないおもてなしが、嬉しいものです。顔が濃くて良かったなと思います。季節を感じる秋茄子に舌鼓を打ちつつ、ほんわかした感謝でお店を後にした秋山でした。みなさま、楽しい金曜日の夜を。
• 刻まれし遺産

  2024年9月25日 19:05 の投稿
  

  時が経てばうすれていく記憶。それは新しい情報を得るためにはある意味当然の原理。でも完全に忘れるということではない。片隅に残っている。何かのタイミングにその記憶が呼び起こされる。人、モノ、場所、におい、音。人と人が出会う。それはお互いの記憶に相手が刻まれていくドラマである。僕は、出会った人を覚えているし、僕と出会った人も、少なからず僕を覚えている。また会えれば、その記憶はより深く刻まれていく。人生のゴールは、その記憶の遺産をどれだけ豊かにできるか、ということなのかもしれない。
• GO☆感

  2024年9月24日 19:05 の投稿
  

  愛犬家の皆様、こんにちは。秋山シュナウザー純士です。ハーフ顔と言われるものですから、今日はミドルネームを入れてみました。なぜこの名前なのかは新宿御苑を通りすがったドイツ人に聞いてみてください。さて、怒涛の3連休が終わったわけですが、皆様気づきましたか？そうです、外が秋の風になりましたね。暑がりの秋山はすぐに気づきましたぞ。てことはそろそろ秋服が活躍し始め、秋の味覚を楽しめるということですね。これ、日本にいると当たり前のように感じるんですが、日本ならではの贅沢な感覚だと思うのです。僕が某英国に留学していた時、気温の移り変わりは日本とあまり変わらないのですが、なぜか季節を感じにくいんです。おそらくこれは、食べるものにあまり変動がない。景観に変動がない。曇り空が続く。（一昔前に一大学生が感じたあくまで主観です。）このあたりに原因があったのではないかと、今さらながらに考えるわけです。目で、耳で、鼻で、舌で、肌で、季節を感じる。なんて素晴らしいことでしょう。みょうがもそろそろ食べ納め。夏に別れを告げましょ。来るべき秋の醍醐味を堪能するために。